故に人はそれを「理想郷」と呼ぶ。

ユートピアという言葉を一度でも耳にしたことはあると思う。
それは理想郷とか理想社会とか言った意味でしばしば用いられる。



この言葉は16世紀イギリスの政治家トマス モアの著する本『ユートピア』であり、ラテン語で「どこにもない国」という意味の造語である。


なるほど、どこにもない理想郷とはよく考えたものだ。




しかし案外我々は気付いていないだけなのかも知れない、十数年前の人々の抱く「理想」を遥かに凌駕する「現実」が進行していることに。今、我々の抱く「理想郷」は、案外楽に手が届くのかもしれない。
我々は気付いていないだけなのかもしれない。見る人が変わればそれはまさしく「理想郷」であることに。食う寝るに困らず他愛のないことで笑える今こそ唯一無二の理想であることに。














…すいまセーン… ボクウソついてまーした