冬季長期休講への導入

ごきげんよう。とうとう冬休みへ突入したようだが、私をはじめ「休みなどという戯言に惑わされるな、そんなものは無い」と心から叫びたい人はそう少なくは無いだろう。
楽しい方向に忙しいのであれば臨むところなのだが、自業自得なので愚痴を連ねるのも控えようと思う。

別れを告げよ、旧き己へ

誰とは言わないが今日限りで十代に別れを告げる者が居る。では祝おう、祝そう。そう思い私は午前の卒研を早々に切り上げ街へ繰り出す。
そのまま目的の店へ行っても良いのだが、少し遊んで行こうと思いゲーセン──実のところこの省略形はあまり好きではない──へ寄る。どうやら太鼓の達人が9にバージョンアップされているのを見つけると早速クレジットを投入する。
新しく追加された曲目の中で気になるもの──やはり「ハレ晴レユカイ」と「やわらか戦車」だろうか──に見事に釣られ、難易度「むずかしい」でプレイしてみる。しかし本バージョンの「最初に難易度を選んでから曲を選択する」という仕様はあまり便利とは思わない。ちなみに二曲とも初見で難なくクリアすることができた。難易度「おに」だとどうだろうか、明日辺りに挑戦してみようと思う。
二度プレイし店内ランキングの1位と3位に入ったところで時間が押していることに気付き、もう一度プレイしたかったところを惜しみつつ本来の目的を果たすべくゲーセンを後にした。
街の中心となる駅から少し離れたところに今回の目的の店がある。私が贔屓にしているロールケーキ専門店のの二号店だ。私は辛党なのだが、それでもこの店のケーキは非常に美味だと思う。そこでケーキを購入し電車に乗り込むも、既に結構時間が経っていた、これは非常に良くない。昼休みが終わるまでに学校に戻れるだろうか。
結論から言うとギリギリだった。宴は先延ばしの形となった、これは私の望まない結果だ。しかも尚君に予め淹れておいて貰った紅茶だけが残される形となり、猫舌の私は紅茶が勿体無いからと時間を気にしつつも必死でこれを飲んだ。紅茶自体は美味しいな、今度またゆっくりと飲みたいものだ。


ともあれ、おめでとう。20年間生き抜けたことは誇りに思って良い筈だ。

クリスクロスを求めて

放課後。今日12月22日はマリみての新刊の発売日なのでこれを購入しに行くことにした。徹夜明けで眠そうな琥毬さんを半ば無理やり引きつれ書店へ向かう。
目的の本は難なく入手でき、特に何があるわけでもなく帰宅して今に至る。

鍋を囲め

明日は何と形容したら良いか解らない集まりがある。忘年会が最も表現として近いようだが、どうやら私の内定祝いも含まれていそうである。兎角楽しみだ、非常に愉快なことが起こることを期待しつつ眠りに入ることにしよう。