そうだ、現実逃避しよう。

この歳(はたち)になって解った事が一つある。それはこの歳になって解る事などない、あってもごくごく瑣末な、自分が抵触していそうな法律くらいなものである、ということだ。



全く──さっぱり、生殺与奪、正偽も悪も──判別がつかない。
よって私が皆に教えてやれることといえば牛乳と緑茶の組み合わせは意外に美味しいということくらいなのだ。



意味もなくはまっている。