我流就職活動術(反面教師編)

単刀直入に行こう。先ず、面接練習はしない。イメージトレーニングで十分。発声練習くらいはしておくと円滑に喋れるかもしれない。次に、SPIや一般常識などの対策は書店で本を立ち読み、これで十分。集中力を最大限に引き上げて20分程度で1冊の中の要点を上手く掻い摘むのがコツ(本当か?)。あぁそうそう、エントリーシートは面接前日の23時から書き始めるのが基本ね。
これで準備は完璧だ、後は当日遅れないように30分くらい前には会場前をうろついてお茶を濁すこと。そして面接中は喋っている面接官の眉間を凝視、相手が一人だった場合は始終凝視、複数人居れば喋っている人間の眉間を凝視。眉毛が繋がっていれば勝利は目前だ。ほくろがあればその場で内定は決まったものと思って良い。もし見栄えのしない眉間であれば口ひげを凝視するといい。ちょび髭ならとりあえず最強だろう。
会社については5分程度下調べをしておくこと。そして面接の場で「何か質問はあるか」と訊かれたら御社の業務内容の○○についてkwskなどと内容の無い質問をし、相手に説明させている隙に当たり障りの無い質問を速攻で構築する。そして相手の説明が一通り終わったときに「もう一つ質問があるのですがよろしいでしょうか?」と伺い積極性をアピール。これはなかなか楽しい、実にスリルがある。





これで実際に内定が取れる(こともある)から怖い。