二頭身サムライロボも絶賛

そういえばコロッケ発祥の地はどこなのだろう。そんなことを今日の夕餉でかぼちゃコロッケを齧りながら思いつき、いつもの如く参照無しで独断と偏見と妄想と発想により考えてみた。折角なので「コロッケの発祥は日本ではない」という前提の下で考える、そうでなければ面白くなさそうだからね。実際のところフランス 料理が元らしい、意外だ。

アメリカ合衆国

何かと揚げたもの──フライドチキンだのフライドポテトだの──が好まれるこの国だが、コロッケ──名づけてフライドポテトバーガー!──の場合はどうだろうか。





と思ったところで、小洒落たニューヨーカーが街角でコロッケに齧り付く様を思い描き「これは無いだろう」と考え3秒と待たずにこの案を棄却した。

インド

カレーコロッケの美味さは異常。と、いうことで次に思いついたのはインドなのだが、揚げたてのコロッケを素手で掴むのは大変だろうと思い直しこの案も3秒と待たずに棄却した。

ドイツ

じゃがいもと言えばこの国だろう。しかしこの国の一般家庭ではマッシュポテトより複雑な料理はつくられない、と言う偏見によりやはり3秒と待たずに棄却された。

ロシア

ベレー帽の軍人達がハフハフ言いながら揚げたてのコロッケを齧る様を想像して和んだ。




しかしコロッケ発祥の地なのだろうかという疑問とは関係なく、ただコロッケと現地人との奇妙な組み合わせを楽しむ為だけに挙げられただけであった。


ここまでイメージに副う様な国が見当たらないとすると、もしや既にその国は存在しないのではないのかとすら思えてくる。

インカ帝国

では、仮にコロッケが失われた文明の遺産だとすればどうか。コロッケの材料であるじゃがいもからまず連想されるのはここだろう。









しまった、パン粉が無い。